凍死自殺に失敗した話
端的に言うと昨日自殺しようとした。
中学生の時にいじめられてた時から22歳の今までずっと希死念慮があった。
なんとなく死にたい、でも自殺するほどの気力もない。
それでだらだら高校大学と卒業して今は社会人一年目だ。
正直今までの人生で成功体験と言えるものがない。
勉強では受験で高校も大学も第一志望には落ち金がないからと浪人もせずに公立国立のだいぶ妥協したとこに進んだ。
運動は小さい頃から水泳をやっていた。
でも別に早いわけでもなく、一時期はクラブの選手コースには選ばれたものの、そこからは伸びることもなく周りは全国大会で活躍しているのに自分は関東大会にすら出場できない有様だった。
人間関係もうまくいった試しがない。
小学生の頃から友どちと遊んだ記憶は無く、中学ではいじめられて、高校に進んでも特に仲のいい友達がいるわけでも無い。
大学はまだマシだった。周りに陰キャばっかである意味居心地は良かった。
でも社会人になってまた転んじゃった。
昨日は特に怒られて「何もするな」と3時間が過ぎてただ悲しい気持ちに溢れてた。
ずっと何もしてない3時間の間寒くて震えてるうちに凍死自殺を考えてた。
帰ったらすぐに実行しようとした。
まず全裸になり部屋の中にいると少し寒くて震えてた。
そのあと、普段全く飲まない日本酒の瓶を一気飲みにようとした。ここで手が止まった。
どうしても自殺が失敗して生きてしまった時のことを考えてしまった。
でもその間に生きたいって気持ちは芽生えることもなく10分くらいで飲み出した。
ここからはあっという間だった。身体が少し日本酒を拒絶して戻してしまったりしたが、どうせ死ぬからとそこら中に酒を撒きゲロを吐き涙と鼻水を垂れ流していた。
でもその時の感想は【最高の気分】であった。
ガクガク体は震えてるが気分は良くなり、気温7°Cくらいだったが窓を開けてアマプラ で「けいおん」を見ながら死ぬまでを待っていた。
途中からは逆に頭が冴えてきて今水を浴びたら更に体温が落ちるのではと思いつき、シャワーを浴びてまた震えていた。
ついでに自殺が成功したら、後世に凍死自殺は苦しくないし最高だぞって知らしめるために動画を撮りながらその時を待っていた。
(これはなぜか撮ってた写真。動画は載せられなかった。)
動画は誰も見てない垢でツイートして、もしかしたらインターネットに強い人が見つけてくれるかもと思って残しといた。
最後に撮った動画は22:26だ。そこまで苦しいと思うことはなく、むしろ最高の気分で死ねる気がしていた。
次に意識が戻ったのが朝4時前。悲しいことに、何故か自分はこたつに全裸で入っていた。
きっと死の間際で本能が暖を求めて勝手に動いたんだろう。
その時には酔いは覚めて頭痛だけが残っていた。
ここで生きていることを確認して号泣した。
生きる喜びなんかじゃない。死ねなかった悲しみだ。本能が勝手に俺を動かしたことへの怒りだ。
結局後遺症のようなものはもちろん無く、ただ気怠さと悲しみを纏いながら出勤時間を迎えた。
また会社では怒られて呆れられてしまった。
帰ったら実は死んでて死体が転がってたりしないかなと思ったが、待ってたのはゲロと酒を浴びた布団とカーペットだけだった。
今回凍死自殺には失敗したが、得られたことは酒をがぶ飲みして寒い中で凍えてると気分は最高だと言うことだ。
今まで酒もあんまり好きじゃなかったが、なんとなくアル中の気持ちがわかったかもしれない。
個人的には自殺成功の間際まで行ったのかもわからないけど、自殺の方法としては凍死自殺はオススメする。なお、当人は首吊りなどをしたことはないので、他の方法と比べてどうかは知らない。
リスクも汚いカーペットや床などを掃除洗濯することだけなので、最悪捨てればいいしそこまで手間じゃない。
良く自殺しようとして失敗してると生きてて良かったと思えるみたいな綺麗なお話笑があるけど、今の俺からしたら微塵も思わない。
自殺が失敗した後悔しかない。
やっぱり自殺を考えてる人は絶望しないように確実な方法を選んだほうがいいと思うよ。現実は厳しい。
あーあ明日もどうせ会社でずっと怒られてるんだろうし、また挑戦したいなぁ。